今回は、クリアした後もじーん…と心に残る、素敵なミステリーゲーム『Staffer Reborn』を遊んだので、その魅力をご紹介したいと思います。
「ミステリーゲームって難しそう…」と感じる方でも、安心して楽しめる作品ですよ。
この記事でわかること
- 『Staffer Reborn』がどんなゲームかわかる(面白さや、ちょっぴり惜しい点も!)
- 前のお話『Staffer Case』との違いと、どっちから遊べばいい?
- 「傑作!」って言われるのはどうして?その魅力に迫ります
- クリアした人向けの、物語の詳しいお話(※ここからはネタバレありです)
記事の構成
まだ遊んでいない方は、ぜひ前半のレビューを読んで、ゲームを選ぶ参考にしてみてくださいね。
【ネタバレなし】購入を迷っているあなたへ贈るレビュー
まずは結論!こんなあなたにピッタリです♪
- 前のお話『Staffer Case』をクリアして、あの世界にもう一度浸りたい方
- 1~2時間でサクッと終われる、映画のような物語を体験したい方
- 難しいパズルより、キャラクターやストーリーをじっくり楽しみたい方
- ちょっぴり切ないけど、心温まるお話が好きな方
『Staffer Reborn』ってどんなゲーム?
このゲームは、『Staffer Case:超能力推理アドベンチャー』というお話の、続きを描いた特別な短編ストーリーです。
遊ぶ順番は?
前のお話の、とっても大事なことがわかってしまうので、必ず『Staffer Case』をクリアしてから遊んでくださいね。
物語の時間は?
『Staffer Case』のエンディングの、少し後のお話です。
プレイ時間:
だいたい1~3時間くらい。休日にちょうどいいボリュームです♪
「傑作」って本当?3つの素敵な魅力
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1魅力①:賞も受賞!心に残る"どんでん返し"のある物語
このゲーム、実は海外のゲームの祭典で「優れた物語賞」という素敵な賞をもらっているんです!
短いお話の中に、びっくりする展開と、じんわりと心に広がる感動がギュッと詰まっています。
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2魅力②:15分でくり返す、不思議な時間のループ
物語の中心にいるおじいさんは、15分経つと記憶をなくして、若返ってしまいます。
プレイヤーは探偵として、この不思議なループの謎を解き明かすために、時には「えっ、そんなことしちゃうの!?」と驚くような方法で調査を進めます。
このドキドキ感が、モノクロの絵と合わさって、独特の世界に引き込んでくれますよ。
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3魅力③:謎解きが苦手でも安心!優しい推理パート
「推理ゲームって難しそう…」という方も大丈夫!
このゲームの謎解きは、ヒントがたくさんあって、とっても分かりやすくなっています。
もし迷っても、色々試しているうちに自然と答えが見つかるように作られているので、ストレスなく物語に集中できますよ。
正直レビュー:ここが素敵!ここはちょっぴり…
ここが素敵!
ここはちょっぴり…
【ネタバレあり】クリアしたあなたへ贈る感想&考察
※※※ ここから先のお話について ※※※
この先は、『Staffer Reborn』と『Staffer Case』の、物語の核心に触れる内容がたくさん書かれています。
まだクリアしていない方は、ゲームを楽しんだ後に、また読みに来てくれると嬉しいです♪
全体感想:切なくて、でも優しい。心に残る1時間の物語
クリアした瞬間、「うわー、そうだったのか…」って、思わず声が出ちゃいました。
みんながみんな幸せ!という終わり方ではないけれど、登場人物それぞれにとっての「救い」がちゃんと描かれていて…。
切ないのに、読後感がとても温かい、本当に素敵な物語でした。これぞ「Staffer」シリーズの味だなぁって、改めて感じました。
考察①:探偵さんの、ちょっぴり強引な優しさ
蘇生すると分かっていても、ためらわずにおじいさんを撃つ探偵さん。
最初はその姿にびっくりしたけど、物語を進めるうちに、それが彼の不器用な優しさなんだって分かりました。
自分の特別な力でも分からない謎を解くために、あえて心を鬼にしていたのかもしれませんね。
考察②:隠された家族の想いと、看護師さんの願い
この事件のもう一つの主役は、おじいさんのご家族ですよね。
特に看護師さんの行動は、一見するとひどいことのように思えます。
でも、彼女の本当の願いを知った時、ただ責めることはできない、複雑な気持ちになりました。
彼女の嘘に気づきながらも、その想いをそっと汲んであげる探偵さんの姿が、とても印象的でした。
考察③:「生きること」を考えさせられる、深いテーマ
「死ねない」って、普通に考えたらすごい能力だけど、それが永遠に続いたら…?
この物語は、「生きていることが当たり前じゃないんだな」「終わりがあるからこそ、今が輝くのかもしれないな」なんて、
普段あまり考えない「生きること」の価値を、優しく教えてくれるような気がします。
考察④:エピローグのその後は…?未来への小さな希望
最後に語られる「故郷への旅」。これは、ただの感傷的な旅なのでしょうか?
もしかしたら、2025年に発売が予定されているという続編『Staffer Staff』に繋がる、未来への小さな伏線なのかもしれませんね。
そう思うと、これからの展開がますます楽しみになります♪
まとめ:ファンなら絶対遊んでほしい、素敵な"ご褒美"
感動の余韻をもう一度…
前のお話『Staffer Case』が大好き!という方は、絶対に遊んで損はありません。
まだの方はぜひ本編から、そしてクリア済みの方はこの美しい後日譚を、ぜひ体験してみてくださいね。