Slay the Spire「サイレント」の基本性能と立ち回り方
サイレントの長所と短所とは?
サイレントは、Slay the Spireに登場する4人のキャラクターの中でも、最も繊細かつ戦略的なプレイングが求められる存在です。最大HPは全キャラ中最低という明確な弱点を抱える一方で、デバフやドロー、手札操作など、"相手をコントロールする"という点で突出しています。
とくに「蛇の指輪」による開幕2ドロー効果は強力で、初手事故を防ぎやすく、ゲーム序盤から柔軟に対応できます。小回りが利くぶん、扱いやすさもあり、初心者から上級者まで幅広い支持を受けているキャラクターです。
注意点
初心者におすすめな基本プレイスタイル
初心者がまず意識したいのは、「防御と継続火力の両立」です。具体的には、「致死毒」や「毒の一刺し」などで毒を付与しつつ、「フットワーク」や「足払い」で被弾を減らす構成が安定します。
アセンションが上がると何が変わる?
難易度別の変化
- Act1:火力不足が致命傷になるため、攻撃カードの確保が急務
- Act2:「脱力」や「敏捷性」での被ダメ軽減がカギ
- Act3:「タイムイーター」や「心臓」などの特殊ボス対策が必要
高難易度では「今この戦闘をどう勝ち抜くか」が重要で、長期的なコンボや理想構築を追いすぎると詰みやすくなります。
【デッキ解説】サイレントの主要ビルドと特徴まとめ
毒デッキ|安定感抜群の継続火力型
敵に「毒」を与え、ターンごとにHPを削る持続ダメージが軸となる構成です。毒はブロックを無視するため、ボス戦でも確実にダメージを与え続けられるのが魅力。
必須カード例
- 致死毒(毒の供給源)
- 触媒(毒の倍化/3倍化で一撃必殺)
- 有毒ガス、死体爆破、猛毒の仕込み
相性の良いレリック
- スネッコスカル(毒+1)
- ねじれた漏斗(初手から毒4付与)
- 毒の卵(スキル自動アップグレード)
ナイフデッキ|0コスト連打で一気に制圧
「剣の舞」や「外套と短剣」などで生成されるナイフを大量に投げつける構成。単体への爆発力があり、テンポ良く敵を倒したい人に向いています。
必須カード例
- 精度上昇(ナイフ火力UP)
- 剣の舞(大量のナイフ生成)
- 残像、幻影の暗殺者
相性の良いレリック
- クナイ(3アタックで敏捷+1)
- リストブレード(0コストの火力底上げ)
- インク瓶、手裏剣
注意点
フィナーレデッキ|条件付きだが高火力
「山札が空」の状態でのみ使用可能な「グランドフィナーレ」を主軸に据えた構成です。
- 大量のドローカードで山札を0枚に調整
- 成功すれば、たった1枚で敵全体に超火力
- 構築難度が高く、慣れたプレイヤー向け
フットワークデッキ|超高ブロック耐久型
「フットワーク」を複数枚積み、敏捷性を限界まで高めることで、防御カードが鉄壁の硬さになります。
相性の良いカード
- ブラー(ブロックの持ち越し)
- ドッジロール(次ターンに備える)
- 致死毒や死体爆破でフィニッシュ
バレットタイムデッキ|大量ドローとの相性◎
バレットタイムは「手札のカードを全て0コスト化」するパワーカード。これを活かすためには、大量にカードを引ける構築が前提です。
おすすめカード
- アクロバット、バックフリップ、準備万端
- 鋼の嵐(ナイフ生成フィニッシャー)
- ルーンピラミッド(手札保持レリック)
毒ナイフ・窒息型|ハイブリッド構成の注意点
注意点
【比較表】デッキごとの難易度・安定度・おすすめ度
デッキタイプ | 難易度 | 安定性 | 初心者向け |
---|---|---|---|
毒デッキ | ★★ | ★★★★★ | ◎ |
ナイフデッキ | ★★★ | ★★★★ | ○ |
フィナーレ | ★★★★★ | ★★★ | × |
フットワーク型 | ★★ | ★★★★ | ◎ |
バレットタイム | ★★★★ | ★★★ | △ |
【カード選びのコツ】高アセンション攻略に役立つおすすめカード
汎用性が高い「最優先カード」まとめ
どの構成でも使える汎用カード
- 無力化:0コストで脱力付与。UGでさらに強力。
- フットワーク:敏捷性で防御力強化。必須級。
- バックフリップ:ブロック+2ドローの万能スキル。
- ブラー:ブロックの持ち越しで攻防にゆとり。
毒デッキ向け必須カード
- 致死毒
- 触媒
- 死体爆破
- 有毒ガス
ナイフデッキ向け必須カード
- 剣の舞
- 精度上昇
- 残像
- 幻影の暗殺者
デバフ・防御カードの注目選択肢
防御にも攻撃にも効くデバフ
- 足払い
- 金切り声
- 不快感
デッキ回転率を上げるドロー・手札操作カード
キーカードへのアクセスを補助
- アクロバット
- 用意周到
- 悪夢