CODE VEIN IIを始めたばかりの頃は、攻撃するタイミングや回避の距離感がまだ掴めず、「攻めた瞬間に怯んで、そのまま倒される」という場面が何度も起こります。
それは操作が下手だからではなく、最初に装備しているジェイルの性質が原因になっていることが多いです。
序盤で選べるジェイルの中には、「当てられなければ強い」ものと、「当てられても立て直せる」ものがあります。
本記事では、後者の代表であるハウンドについて、なぜ初心者の生存率が目に見えて変わるのかを、実際の戦闘場面に即して丁寧に見ていきます。
この記事で分かること
- 序盤でよく起きる「被弾→連撃死」の正体
- ハウンドが初心者向けと言われる理由
- オーガとの違いが実戦でどう表れるか
なぜ序盤ジェイル選びで初心者は死ぬのか?

怯みが原因です
序盤で倒されてしまう場面を振り返ると、多くの場合は一撃のダメージそのものが原因ではありません。
問題になるのは、攻撃を受けた瞬間に発生する怯みです。
敵の攻撃を受けた直後、キャラクターが一瞬止まり、回避やガードの入力を受け付けなくなる時間があります。
このわずかな硬直のあいだに、次の攻撃を重ねられてしまい、そのまま体力を削り切られる流れが発生します。
被弾→連撃になる具体的な流れ
例えば、吸血攻撃を出した直後を想像してみてください。
吸血モーション中は体が前に出るため、敵の攻撃判定と重なりやすくなります。
このとき、ジェイルの耐久性能が低いと、
よくある失敗パターン
- 吸血中に攻撃を受ける
- 怯みが発生して行動不能になる
- 回避入力が間に合わず連撃を受ける
この流れが続くと、「吸血すると危ない」「攻めると負ける」という感覚が強くなり、立ち回りそのものが不安定になります。
操作ミスではなく装備の問題
ここで誤解されやすいのが、自分の操作が悪いと思ってしまう点です。
しかし実際には、序盤の操作精度であっても、怯みにくい装備を選んでいれば防げる場面が多くあります。
怯みやすいジェイルは、「当たらなければ強い」反面、
当たった瞬間に立て直しが効かなくなります。
初心者のうちは、回避の距離や敵の予備動作を完全に覚える前に戦闘が進みます。
その段階で重要になるのが、被弾しても崩れにくい装備です。
序盤で求められるジェイルの条件
序盤を安定させるために必要なのは、火力よりも次の点です。
初心者向けジェイルの条件
- 攻撃を受けても怯みにくい
- 行動が途中で中断されにくい
- 被弾後に回避へつなげやすい
この条件を満たしているかどうかで、同じ被弾でも生き残れるかどうかが大きく変わります。
次の章では、これらの条件をほぼすべて満たしているハウンドが、なぜ序盤で評価されているのかを見ていきます。
序盤でハウンドを選ぶと何が変わるのか?

怯みにくくなります
ハウンドが序盤で評価されている最大の理由は、攻撃を受けたときに怯みにくい点にあります。
これは感覚的な話ではなく、ジェイルごとに設定されている堅牢という数値が大きく関係しています。
堅牢が高いほど、被弾した瞬間に発生する怯みや行動中断が起こりにくくなります。
つまり、攻撃を受けても動きを止められにくい状態を作れるということです。
オーガとハウンドの性能差
序盤で多くの方が使うオーガと、ハウンドの違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | オーガ | ハウンド |
|---|---|---|
| 堅牢 | 62 | 124 |
| 物理防御(斬撃) | 5.6 | 7.4 |
| 物理防御(砕撃) | 5.3 | 7.6 |
| 行動中断耐性 | 低め | 非常に高い |
堅牢の数値だけを見ると、ハウンドはオーガのほぼ2倍です。
この差は、実際の戦闘中ではっきり体感できます。
吸血中に潰されにくくなる理由
吸血攻撃は、構え → 前進 → 命中判定という流れになっており、
発動から判定が出るまでに、わずかな時間差があります。
オーガの場合、この構え中に敵の攻撃が重なると、その場で怯んで吸血が中断されます。
一方、ハウンドは堅牢が高いため、
ハウンド使用時の違い
- 軽い攻撃なら怯まずに動作を継続
- 吸血の判定まで押し切れる
- そのまま回復と資源回収が成立
結果として、攻めた行動がそのまま立て直しにつながるようになります。
これが、初心者ほどハウンドの安定感を強く感じる理由です。
「回避に失敗しても終わらない」安心感
序盤は、敵の予備動作を見切れずに被弾することが珍しくありません。
そのたびに即座に連撃で倒されてしまうと、戦闘そのものが怖くなります。
ハウンドを装備していると、
実戦で起きる変化
- 被弾しても姿勢が崩れにくい
- 次の回避入力が間に合う
- 距離を取って立て直せる
この「一回ミスしても終わらない」感覚が、落ち着いて敵の動きを見る余裕につながります。
次の章では、ハウンドの吸血攻撃が、なぜ初心者でも当てやすいのかを見ていきます。
吸血が当たらない問題はハウンドでどう変わる?

正面でも当たります
「背後を取れず、吸血が空振りしてしまう」
この悩みは、序盤のCODE VEIN IIでは非常によく起こります。
敵は攻撃の予備動作中でも体の向きを細かく変えてくるため、理想通りに背面を取るのは難しいです。
その結果、吸血を出した瞬間に敵が横にずれ、判定がすり抜けてしまいます。
オーガ吸血が外れやすい理由
オーガの吸血は、前方に一直線に踏み込む形になっています。
そのため、
オーガ吸血の弱点
- 判定が細く横移動に弱い
- 敵が少し動くだけで外れる
- 空振り時の硬直が長い
空振りすると、回復も資源回収もできないまま、無防備な硬直だけが残ります。
これが、吸血を使うたびに不利になる原因です。
ハウンド吸血が当てやすい仕組み
ハウンドの吸血は、左右に展開する二段構えの攻撃になっています。
両肩から前方へ広がるように判定が出るため、敵の動きに対して余裕があります。
実際の挙動としては、
ハウンド吸血の特徴
- 正面や斜め位置でも当たりやすい
- 多少の横移動を許容する
- 乱戦でも判定が残りやすい
背後を完全に取れなくても、「面で捉える」感覚で吸血が成立します。
この違いは、複数の敵を相手にする場面ほど顕著です。
空振りしないこと自体が防御になる
吸血が当たると、体力の回復と同時に次の行動につなげられます。
一方、空振りすると硬直中に攻撃を受けやすくなります。
ハウンドを使うことで、
戦闘の流れの変化
- 吸血の成功率が安定する
- 回復と立て直しが同時にできる
- 攻めがそのまま安全につながる
結果として、「吸血=危険な賭け」ではなくなります。
次の章では、ハウンドの重さが本当に欠点なのかを、序盤の編成とあわせて見ていきます。
ハウンドは重い?重量の不安は本当に問題か

序盤でも運用可能
ハウンドについて調べると、よく見かけるのが「重いから扱いづらい」という声です。
確かに数値だけを見ると、軽量ジェイルより負担が増えているように感じます。
ただし実際の戦闘では、重量そのものよりも行動不能になるかどうかのほうが重要です。
ハウンドは重さの代わりに、崩れにくさという明確な強みを持っています。
重量で困る場面はどこか
重量が増えることで影響が出るのは、主に回避動作です。
連続で回避を出したときに、移動距離が短くなったり、硬直が少し長くなったりします。
しかし序盤では、
実際に起きやすい状況
- 回避連打より位置取りが重要
- 一発耐えてから立て直す場面が多い
- 完璧な無被弾は求められない
この段階では、軽さよりも一度の被弾で崩れないことのほうが価値を持ちます。
補足
武器の扱いに習熟してきたら、次に意識すべきは「レベルの上げすぎ」による成長の停滞です 。今作特有の仕様により、武器を強化する一方でレベルだけを先行させると、新しい錬血の習熟が完全に止まってしまう「2Hトラップ」に陥る危険があります 。
ご安心ください。その違和感は、操作ミスでも理解不足でもありません。 CODE VEIN 2では、序盤の育成行動そのものが「後から不利に働く」設計が、はっきり存在しています。 探索が楽しく、敵も倒しやす ... 続きを見る
CODE VEIN 2 育成の罠|錬血習熟とレベル差
クレイグ同行での安定感
序盤から同行できるクレイグは、ハウンドと非常に相性が良いバディです。
防御寄りの支援を持っており、正面から受け止める立ち回りを助けてくれます。
具体的には、
クレイグ同行時のメリット
- 被弾時の立て直しがしやすい
- 正面からの戦闘が安定する
- 回避に頼らない立ち回りが可能
ハウンドで前に出て、クレイグが後ろを支える形を作ると、
多少の被弾があっても戦線が崩れにくくなります。
重さより「止まらない」ことを優先
軽い装備で回避に失敗すると、その一回が即座に敗北につながります。
一方、ハウンドは多少動きが鈍くなっても、攻撃中断や怯みが起きにくいです。
結果として、
実戦で感じる差
- 攻撃を受けても行動が続く
- 回避が一回遅れても耐えられる
- 戦闘が落ち着いて見える
この安定感が、序盤を乗り切るうえで大きな助けになります。
次の章では、ハウンドを入手できるタイミングが遅いのかどうかを見ていきます。
ハウンドの入手は遅い?水没都市まで進める価値

無駄になりません
ハウンドはゲーム開始直後から使えるジェイルではありません。
そのため、「入手できる頃にはもう慣れているのでは」と感じる方も多いと思います。
しかし実際には、水没都市に到達するタイミングこそ、ハウンドの価値が最も分かりやすく出る場面です。
水没都市で戦闘が一段階変わる
水没都市に入る頃になると、敵の攻撃は次のような特徴を持ち始めます。
水没都市以降の敵の傾向
- 一撃が重く連撃につながりやすい
- 攻撃範囲が広く回避しづらい
- 複数体同時に相手をする場面が増える
この段階で軽量ジェイルを使っていると、一度の被弾がそのまま敗北につながりやすくなります。
「慣れた後」だからこそ意味がある
序盤を越える頃には、敵の予備動作や攻撃間隔が少しずつ見えるようになります。
ただし、それでも完璧に回避できるわけではありません。
ハウンドを装備すると、
入手後に起きる変化
- 小さなミスが即死につながらない
- 被弾後に立て直す余裕が生まれる
- 落ち着いて敵の動きを見られる
操作に少し慣れた状態だからこそ、装備の差がはっきり体感できます。
ハウンドは、その差を最も分かりやすく示してくれるジェイルです。
序盤から中盤への橋渡しになる
ハウンドは、ずっと使い続けるための最終装備というよりも、
序盤と中盤を安全につなぐ役割を持っています。
回避や間合い管理を覚えていく途中で、
「失敗しても学び直せる余地」を残してくれる装備です。
次の章では、実際のボス戦でハウンドがどう影響するのかを、具体的な戦闘の流れに沿って見ていきます。
ボス戦でハウンドの差はどこに出る?

途中で止まりません
通常の探索では問題なく戦えていても、ボス戦になると急に勝てなくなる。
その原因の多くは、攻撃の重さと連続性にあります。
ボスの攻撃は一発ごとの威力が高く、しかも連撃になりやすいため、
一度怯むと立て直す前に体力を削り切られてしまいます。
フランツ戦で起きやすい失敗
フランツは、前方を大きく薙ぐ攻撃を何段階にも分けて出してきます。
一段目を受けた瞬間に怯むと、そのまま次の攻撃が重なります。
オーガを装備している場合、
オーガ使用時の流れ
- 最初の攻撃で姿勢が崩れる
- 回避入力が間に合わない
- 連撃で体力を削られる
一方、ハウンドを装備していると、一段目を受けても姿勢が保たれる場面が増えます。
軽い攻撃であれば、そのまま吸血や回避につなげられるため、
「被弾=即負け」という状況を避けやすくなります。
エドワード戦での安定感
エドワードは、振りが大きい代わりに威力の高い攻撃を持っています。
攻撃の予備動作中にこちらが吸血を仕掛ける場面も多くなります。
このとき、耐久の低いジェイルでは、
吸血が失敗する原因
- 構え中に攻撃を受けて中断
- 回復も資源回収もできない
- 次の攻撃を受けて崩れる
ハウンドの場合は、堅牢が高いため、
多少の被弾を受けても吸血を完遂できる場面が増えます。
数値の差が「行動回数」に変わる
ハウンドを使うと、ボス戦中にできる行動の回数が増えます。
それは火力が上がるからではなく、途中で止められないからです。
ボス戦での実感
- 吸血が最後まで通る
- 被弾後も回避へ移れる
- 戦闘の流れが途切れにくい
この積み重ねが、結果的に討伐までの安定感につながります。
次の章では、ハウンドの弱点についても正直に触れていきます。
ハウンドにも弱点はある?正直に注意点

万能ではありません
ここまでハウンドの強みを見てきましたが、
どんなジェイルにも弱点はあります。
ハウンドは初心者を助けてくれる装備ですが、状況を選ばず強いわけではありません。
使う前に知っておきたい注意点を、正直に整理します。
軽い敵には過剰になりやすい
ハウンドの吸血は二段構えの判定を持っていますが、
体力の低い敵に対しては、一段目で吹き飛んでしまうことがあります。
その場合、
起きやすい現象
- 一段目で敵が後退する
- 二段目の判定が届かない
- 回収量が思ったより伸びない
小型の敵が相手のときは、吸血を使わず通常攻撃で処理したほうが安定する場面もあります。
回避連打の立ち回りとは相性が悪い
ハウンドは堅牢が高い反面、装備全体の重量は軽くありません。
そのため、回避を連続で出すと、動きの重さが目立つことがあります。
特に、
苦手になりやすい行動
- 回避を連続で入力する
- 距離だけで攻撃を避ける
- 常に無被弾を狙う動き
こうした動きが中心の方には、ハウンドは少し扱いづらく感じるかもしれません。
入手まではオーガで耐える必要がある
ハウンドは水没都市まで進める必要があり、
それまでは初期装備で戦う時間があります。
その間は、
入手前の意識
- 無理に吸血を狙わない
- 確実な隙だけ攻める
- 被弾を前提に位置取りする
この期間を越えてハウンドを手に入れると、
それまでの苦労が一気に楽になります。
次の章では、これらの弱点を踏まえたうえで、
「どんな人にハウンドが向いているのか」を整理します。
それでもハウンドは誰に向いているのか

失敗が多い人向け
ここまで読んで、「自分には合わないかもしれない」と感じた方もいらっしゃると思います。
ただ、ハウンドは上手い人向けの装備ではありません。
むしろ真価を発揮するのは、次のような状況に心当たりがある方です。
ハウンドが合いやすい人
- 回避のタイミングが安定しない
- 吸血を狙うと被弾しやすい
- 一度のミスで倒されてしまう
これらは、誰もが序盤で必ず通る段階です。
ハウンドは、その不安定な時期を安全に越えるための装備と言えます。
「上手くなる前」に役立つ理由
回避や間合い管理は、経験を積むことで少しずつ身についていきます。
しかし、その途中で何度も即死してしまうと、学ぶ前に心が折れてしまいます。
ハウンドを装備していると、
学習の余裕が生まれる理由
- 被弾しても姿勢が崩れにくい
- 一呼吸おいて立て直せる
- 敵の動きを見る時間が増える
この余裕があることで、「なぜ当たったのか」「次はどう避けるか」を考えられるようになります。
技術を否定しない装備
ハウンドは、操作を雑にしても勝てる装備ではありません。
ただ、一度の失敗で全てを失わないようにしてくれます。
その結果、
プレイ感覚の変化
- 無理な行動をしなくなる
- 落ち着いて攻撃を選べる
- 戦闘が怖くなくなる
この状態を作れることが、ハウンド最大の価値です。
次は最後に、ここまでの内容を整理し、序盤ジェイル選びの考え方をまとめます。
序盤ジェイル選びで迷ったらハウンドを基準に

生存率が変わります
CODE VEIN IIの序盤でつまずきやすい原因は、攻撃力や操作精度ではありません。
多くの場合、「被弾した瞬間に怯み、そのまま連撃を受けてしまう」装備の相性が影響しています。
ハウンドは、そうした序盤特有の不安定さを、
装備の性能そのもので支えてくれるジェイルです。
回避に失敗しても即座に崩れず、
吸血を狙っても途中で止められにくい。
この積み重ねが、戦闘全体を落ち着いたものに変えてくれます。
ハウンドを選ぶ価値
- 被弾しても怯みにくい
- 吸血が途中で潰されにくい
- 一度のミスで終わらない
もちろん、万能ではありません。
軽快な回避を軸に戦いたい方や、無被弾を前提にした立ち回りが得意な方には、
別の選択肢が合う場合もあります。
それでも、「序盤がつらい」「なぜか勝てない」と感じているなら、
一度ハウンドを基準に装備を見直してみてください。
倒され方が変わるだけでも、ゲームの見え方は大きく変わります。



