『ARK: Survival Ascended』(以下、ARK ASA)のPlayStation 5版で、MODが突然使えなくなったとの声が急増しています。
起動直後にクラッシュする、MODを有効にするとゲームが止まるといった不具合が報告され、SNSやフォーラムでも混乱の声が相次いでいます。
特に2025年春の大型アップデート以降、多くのユーザーがこの問題に直面しており、原因の特定や復旧の見通しについて正確な情報を求めています。
この記事でわかること
なぜPS5版ARK ASAでMODが使えなくなったのか?
Unreal Engine 5.5への移行が与えた影響
2025年のアップデートにより、ARK ASAのゲームエンジンが「Unreal Engine 5.5」へとアップグレードされました。
これにより、マップ構造やシステム処理、アセット管理の仕組みまで、ゲームの中枢が大幅に書き換えられたのです。
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MODはこの内部構造に密接に連動して作られているため、前提となる環境が変わることで正常に動作しなくなりました。
ゲームの土台が変わったことが問題の本質
MODが壊れたのではなく、ゲームの「仕様変更」にMODが追いついていないというのが正確な状況です。
重要ポイント
バージョン不一致のリスクと影響
バージョン差異がMOD動作に及ぼすダメージ
MODは単なる外部追加要素ではなく、ゲームのコードに深く組み込まれる形で動作します。
そのため、本体のバージョンアップにMODが対応していないと、起動時にエラーが出たり、最悪クラッシュを引き起こすことがあります。
特に影響を受けるのは複雑なMOD構成
ビジュアル拡張やUI改変など軽微なMODであれば、比較的対応は早いかもしれません。
MOD復旧に必要なステップと難易度
MOD再構築の具体的な手順
開発者がMODを最新バージョンに対応させるためには、以下の手順を踏む必要があります:
- アップデート内容の把握:Unreal Engine 5.5での仕様変更点を確認
- コードとアセットの改修:互換性に合わせた構造変更
- ビルドおよびクック作業:データを再構築し、最新環境に最適化
- テストプレイ:動作確認とデバッグ対応
- 公開とサポート対応:配布後のバグ修正やユーザーフィードバック
再構築のハードルは開発者により大きく異なる
この工程は、開発者の経験や使用ツール、協力体制によって難易度が異なります。
複雑なスクリプトや独自処理を含むMODは、数週間〜数ヶ月かかることも珍しくありません。
人気MODほど復旧が早い背景
開発資源の集中と支援体制が鍵
人気MODは次のような理由で対応が早くなる傾向にあります:
- フィードバックが多く開発者のやる気に直結
- 寄付やクラウドファンディングで開発費が確保されやすい
- コミュニティによるテスト協力やバグ報告が活発
一方、個人開発やマニアックなMODは、人手不足やリソース不足で放置されるケースもあるため、ユーザーは対応状況を注視する必要があります。
MODが使えるようになる可能性と見通し
多くのMODは時間と共に復旧見込みあり
ほとんどのMODは、開発者の手が加われば再度使えるようになる可能性が高いです。
注目ポイント
- 利用者が多くコミュニティが活発
- SNSや公式フォーラムで進捗報告がある
- 開発者がARKの最新動向に積極的に対応している
ただし復旧しないMODもある
技術的な限界や開発者の引退、別プロジェクトへの移行などにより、復旧が断念される可能性もあります。
そのため、期待を抱きつつも冷静に代替案を模索する姿勢が求められます。
MODの対応状況を調べる方法
- MODブラウザ(公式/非公式):更新日や対応バージョンが表示される
- 開発者のX(旧Twitter)やフォーラム投稿:対応予定や注意喚起が確認できる
- Discord・Redditなどのコミュニティ:リアルタイムで進捗情報や代替案が共有される
情報は分散しているため、複数の情報源を横断的にチェックすることが大切です。
今使えないMODに対する対処法と代替策
無理に使用を続けるのはリスク
注意ポイント
実践できる代替策
- 同等の機能を持つ別のMODを探す
- ゲーム本体に追加された新機能を活用する
- MODなしでも成立するプレイスタイルを模索する
MOD導入時に知っておきたい安全対策
注意点 | 解説 |
---|---|
バージョン整合性の確認 | ゲームとMODの対応状況を事前にチェック |
セーブデータのバックアップ | 万一の不具合に備えた保険措置 |
MOD一覧の記録 | 再インストール時の時短に繋がる |
MOD導入は自己責任で行う要素が強いため、こうしたリスク管理が不可欠です。
Overwolfの導入で期待されるMOD開発の変革
Overwolfとは、MOD開発・配信・管理を一元化できる新しいプラットフォームです。
ポイント
ARK ASAの公式もOverwolf導入を前向きに捉えており、今後はMOD開発支援や検証サポートなどの体制強化が進む可能性があります。
まとめ|MOD復旧の動向を見守りつつ柔軟に対応しよう
- PS5版ARK ASAでMODが使えないのはゲームエンジン変更が原因
- MODの対応には再構築が必須で、開発者の対応スピードに差が出る
- 情報収集をこまめに行い、無理な導入は避けよう
- 代替手段や公式機能でプレイスタイルを柔軟に調整
- Overwolf導入など、MOD環境の整備にも明るい兆しあり
今は焦らず、アップデートと共に進展するMOD対応の行方を見守りながら、ARK ASAの世界を楽しみ続けましょう。