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PoE2リチュアルのストーリーを解説|霧の王・イーファ・カイル・タルス・ボダックの関係とは?

PoE2のマップを進めていると出会う、「リチュアル」

祭壇を起動して敵を倒し、トリビュートを集めるコンテンツですが、

「そもそも、これは何の儀式なの?」
「霧の王とイーファはどういう関係?」
「カイル・タルスって人の名前?」
「最後に出てくるボダックは何者なの?」

と、ストーリーが気になった方も多いのではないでしょうか。

実はPoE2のリチュアルには、かなり長い物語が隠されています。

最初に簡単にまとめると、

リチュアルの物語は、霧の王に肉体を奪われたイーファを助けるところから始まり、最終的にはカイル・タルスの地下に潜む、さらに古い「闇」へたどり着く物語です。

しかも、Act1で登場した霧の王や、PoE1で描かれたワイルドウッドの物語までつながっています。

この記事では、PoE2を始めたばかりの方でも分かるように、リチュアルの物語を順番に整理していきます。

※この記事には、リチュアルのエンドゲームストーリーやボスに関するネタバレが含まれます。


PoE2のリチュアルはどんなストーリー?

PoE2リチュアルの物語をイーファから霧の王、カイル・タルス、ボダックまで順番に整理した図解

まずは細かい設定を抜きにして、リチュアルの物語全体を見てみましょう。

中心となるのは、イーファという女性の霊です。

イーファは、霧の王に肉体を奪われ、魂だけがワイルドウッドに囚われている状態になっています。

彼女は、自分の肉体を取り戻すことができれば自由になれると考え、主人公に助けを求めます。

リチュアルの物語を簡単にすると、次のような流れです。

  1. イーファが主人公に助けを求める
  2. リチュアルを巡りながら霧の王を追う
  3. カイル・タルスへ向かう
  4. 霧の王と対峙する
  5. さらに古い存在が地下に潜んでいることが分かる
  6. 「名もなき者の儀式」へ進む
  7. 最後にボダックと対峙する

つまり、最初は「イーファを助けて霧の王を倒す物語」に見えます。

ところが物語を進めると、

霧の王よりも、さらに古い脅威が存在していた

ことが分かってきます。

ここが、PoE2のリチュアルストーリーの大きなポイントです。


リチュアルとは何をしている儀式なの?

PoE2リチュアルで敵を倒し祭壇を起動してトリビュートを得る儀式の仕組みを解説した図

リチュアルでは、マップ内にある祭壇の周囲で敵を倒したあと、祭壇を起動します。

すると、先ほど倒した敵たちが再び現れます。

そして敵を倒すことで、「トリビュート」を獲得できます。

ゲームとして見ると、

敵を倒す → 祭壇を起動する → 敵が再び現れる → 倒してトリビュートを得る

という仕組みですね。

ですが物語として見ると、少し印象が変わります。

祭壇で死者が再び現れる

リチュアルでは、一度倒された敵が祭壇によって再び呼び戻されます。

つまり、この祭壇は単なる戦闘装置ではなく、死者を再び儀式へ参加させるための場所として描かれています。

倒されても終わりではなく、また呼び戻され、再び戦わされる。

そう考えると、リチュアルという名前どおり、かなり不気味な儀式です。

トリビュートは「貢物」という意味

リチュアルを行うと手に入るトリビュートには、「貢物」「捧げ物」といった意味があります。

そして現在のPoE2では、余ったトリビュートを使いながらリチュアルを進めることで、霧の王へ近づいていきます。

プレイヤーは知らないうちに、霧の王につながる儀式を何度も繰り返していると考えると、リチュアルの雰囲気がかなり分かりやすくなります。

「王との謁見」で霧の王へ近づく

リチュアルを進めるうえで重要になるのが、「王との謁見」です。

ここでいう「王」とは、もちろん霧の王

リチュアルを繰り返し、その先へ進むことで、最終的に霧の王本人との戦いへつながっていきます。


霧の王とは何者?Act1から登場していたリチュアルの王

霧の王は、リチュアルの物語で中心となる存在です。

ただし、エンドゲームで突然登場する人物ではありません。

実は、Act1の時点ですでに主人公と出会っています。

Act1のフレイソーンに登場する

Act1のフレイソーンでは、いくつかのリチュアルを行ったあとに霧の王が現れます。

そのため、エンドゲームで再び霧の王が物語の中心に出てくると、

「あれ? この敵、序盤に倒したよね?」

と思った方もいるかもしれません。

しかし、霧の王に関する物語はAct1だけでは終わっていません。

むしろAct1での戦いは、エンドゲームへ続くリチュアルの物語の入口と考えたほうが分かりやすいでしょう。

普通の人間の王ではない

「霧の王」という名前から、人間の国を治めていた王を想像してしまうかもしれません。

ですが、霧の王は普通の人間の王として描かれているわけではありません。

彼はワイルドウッドと深く結びついた存在で、儀式や不気味なトーテムを使います。

この霧の王とワイルドウッドの設定は、もともとPoE1のAfflictionで大きく描かれたものです。

PoE2では、その物語がリチュアルへとつながっています。


イーファとは誰?霧の王に肉体を奪われた女性

PoE2のイーファが霧の王に肉体を奪われ魂をワイルドウッドに囚われている状態を示す関係図

PoE2のリチュアルストーリーを理解するなら、イーファの存在は欠かせません。

彼女は、主人公に助けを求めている霊です。

イーファの状態

  • 肉体:霧の王に奪われている
  • 魂:ワイルドウッドに囚われている

つまり、彼女は完全に死んでしまったというより、肉体と魂を引き離されたような状態になっています。

イーファ自身は、肉体を取り戻すことができれば自由になれると考えています。

そこで主人公は、彼女を助けるためにリチュアルの物語へ関わることになります。

霧の王を追う理由はイーファを助けるため

リチュアルで霧の王を追いかける理由は、単に強いボスを倒すためではありません。

イーファから奪われたものを取り戻すために、霧の王を追っているという物語があります。

この部分を知っているだけでも、エンドゲームのリチュアルがかなり違って見えてきます。

ドルイドではイーファとの関係がより深く描かれる

さらに、ドルイドでプレイしている場合は、イーファとの関係がより特別なものとして描かれます。

会話からは、イーファとドルイドが過去に深いつながりを持っていたことが分かります。

霧の王との出来事は、ドルイド自身の失われた過去や記憶にも関係しています。

そのためドルイドの場合、リチュアルは単なるエンドゲームストーリーではなく、「過去に失った大切な存在と記憶をたどる物語」としても楽しめます。

他のクラスでは分かりにくい部分なので、ドルイドを使っている方はイーファとの会話にも注目してみてください。


カイル・タルスとは?人物ではなくリチュアルに関わる場所

PoE2のカイル・タルスが人物ではなくリチュアルの物語で重要な場所であることを示す図解

リチュアルの物語を進めていると登場するのが、カイル・タルスです。

名前だけを見ると人物のようにも感じますが、

カイル・タルスは人物名ではなく、場所の名前です。

リチュアルのエンドゲームストーリーにおいて、とても重要な場所になっています。

なぜカイル・タルスが重要なの?

カイル・タルスは、イーファや霧の王だけでなく、さらに古い時代の出来事へつながる場所です。

物語を進めていくと、霧の王だけを倒せばすべて解決するわけではないことが分かってきます。

そして、その先で重要になるのがカイル・タルスの地下です。

そこには、霧の王よりもさらに古い脅威が潜んでいます。

カイル・タルスは、「霧の王の物語」から「もっと古い闇の物語」へ切り替わる重要な場所と覚えておくと分かりやすいでしょう。

ワイルドウッドとは?霧の王とリチュアルにつながる古い森

PoE2のワイルドウッドと霧の王、アズメリ、マジ、モリガン・カサ・マハの関係を整理した図

ここまで何度も出てきたワイルドウッド

これは単なる不気味な森ではありません。

PoEシリーズの古い歴史と深く関わっている場所です。

ワイルドウッドはアズメリと関係している

PoE1のAfflictionで描かれた設定では、ワイルドウッドはアズメリの歴史と深く関係しています。

Grinding Gear Gamesも、Afflictionの物語を制作する際、ワイルドウッドをアズメリに関係する場所として設定したことを明かしています。

さらに、ワイルドウッドにはマジに関係する物語も存在します。

モリガン・カサ・マハという三柱

リチュアルの古い物語を追っていくと、

  • モリガン
  • カサ
  • マハ

という三柱の名前も登場します。

この三柱は、ワイルドウッドや、そのさらに奥に存在する古い脅威と関係しています。

このあたりから物語の時間軸は一気に古くなり、

「霧の王が現れるより前から、何か大きな問題があったのでは?」

ということが見えてきます。


「名もなき者」とは?ワイルドウッドに潜む異質な存在

PoE2の名もなき者とワイルドウッド、名前を刻む儀式の意味を整理した考察図解

リチュアルを進めると、「名もなき者」という不思議な言葉が出てきます。

特に重要なのが、エンドゲームで行う「名もなき者の儀式」です。

ただし、ここは少し注意が必要です。

「名もなき者」が何を意味しているのかについては、ゲーム内ですべてが明確に説明されているわけではありません。

ワイルドウッドには、通常の人間や動物とは違う、異質な存在が関わっています。

そのため「名もなき者」という言葉も、ワイルドウッドに潜む未知の存在や、その力と深く関係していると考えられます。

「名前」が重要な意味を持っている可能性

名もなき者の儀式を進めると、最後には人形へ自分の名前を刻むという行為が登場します。

「名もなき者」の儀式なのに、最後に自分の名前を刻む。

かなり意味深な演出ですよね。

ここから、

名前=その人の存在そのものを示しているのではないか

と考えることもできます。

ただし、これは物語上の描写から読み取れる考察であり、公式に意味が断定されているわけではありません。

PoEのストーリーでは、こうした「明確に答えを言わず、プレイヤーに考えさせる表現」も多く使われています。


霧の王を倒しても終わらない?その先に待つ名もなき者の儀式

PoE2で霧の王を倒した後に名もなき者の儀式とさらに古い脅威へ続く流れを示した図解

リチュアルを進めていくと、最終的に霧の王との本格的な戦いへ進みます。

ここまでの物語だけを見ると、

「霧の王を倒してイーファを助ければ終わり」

と思いますよね。

ところが、PoE2ではその先があります。

本当の脅威は霧の王だけではなかった

イーファを助けていく過程で、主人公は地下に潜む、もっと古い脅威の存在を知ります。

PoE2公式サイトでも、リチュアルについて、霧の王とは別に「より古く、地下の闇に潜む脅威」が存在することが説明されています。

つまり、

イーファを助ける

霧の王を追う

霧の王を倒す

さらに古い存在がいることを知る

という二段構えの物語になっています。

5つのエンカウンターを巡る「名もなき者の儀式」

その古い脅威へたどり着くために行うのが、名もなき者の儀式です。

これは通常のリチュアルよりも大きなエンドゲームイベントで、複数のエンカウンターを順番に進めていきます。

そして最後の儀式を終えることで、地下へ進む道が開かれていきます。

ここからリチュアルの物語は、「霧の王との戦い」から「古代の闇との戦い」へ変わります。


ボダックとは何者?カイル・タルス地下に潜む古い闇

PoE2のボダックがカイル・タルス地下に潜む霧の王より古い脅威であることを示す関係図

リチュアルの物語の最深部で待っているのが、ボダックです。

公式では、ボダックは「闇そのものを体現する」ピナクルボスとして紹介されています。

つまり、単に霧の王より強い敵が出てきたというだけではありません。

ボダックは、リチュアルの物語そのものを、さらに古い時代へつなげる存在です。

霧の王よりも古い存在

重要なのは、

ボダックが霧の王よりも古い脅威として描かれていることです。

イーファを助け始めたときには、主人公もこの存在を知りません。

霧の王を追い、その背後にある歴史を調べていくことで、ようやくボダックへたどり着きます。

三柱によって地下に封じられていた

ボダックは、古い時代からカイル・タルスの地下と関係しています。

さらに、モリガン・カサ・マハという三柱も、この古い闇を封じる物語に関わっています。

つまり、主人公がエンドゲームで戦っている問題は、最近起きた事件ではありません。

はるか昔からワイルドウッドとカイル・タルス周辺に存在していた問題が、PoE2の時代になって再び表へ出てきたという形になっています。

霧の王は本当の黒幕だったの?

ここまで読むと、

「じゃあ霧の王はボダックに操られていただけ?」

と思うかもしれません。

ただ、霧の王とボダックの関係については、細かな部分までゲーム内で明快に説明されているわけではありません。

そのため、「霧の王はすべてボダックに操られていた」と単純に断定するのは避けたほうがよいでしょう。

少なくとも物語の構造としては、

霧の王の背後に、さらに古く危険な存在としてボダックがいる

と理解すると分かりやすいです。


PoE1のAfflictionとPoE2リチュアルはつながっている?

PoE1 Afflictionのワイルドウッドと霧の王の設定がPoE2リチュアルへつながる関係を示す図

PoE1を遊んでいた方なら、

  • ワイルドウッド
  • 霧の王
  • マジ

といった言葉に見覚えがあるかもしれません。

これらは、PoE1のAfflictionで大きく描かれた設定です。

Grinding Gear GamesもAfflictionの開発時に、ワイルドウッドをアズメリの歴史や過去のPoEの設定と強く結びつけて制作したことを明かしています。

霧の王についても、当初から儀式を行い、不気味なトーテムを作る存在として設計されていました。

PoE2では、その設定がなくなったのではなく、

PoE1で描かれたワイルドウッドと霧の王の物語が、PoE2では「リチュアル」のエンドゲームストーリーとしてさらに広げられている

と考えると理解しやすいです。

もちろんPoE1を知らなくても、PoE2だけで物語を追うことはできます。

ただ、Afflictionを知っていると、霧の王やワイルドウッドが再登場した意味をより楽しめます。


PoE2リチュアルの物語を時系列で整理

PoE2リチュアルの物語を古い時代から霧の王、イーファ、名もなき者の儀式、ボダックまで整理した時系列図

最後に、ここまでの内容を時系列に並べてみましょう。

細かな時期が明言されていない出来事もあるため、ここでは物語を理解するための大まかな順番として整理しています。

時期 出来事
古い時代 ワイルドウッドに関わる古い歴史が始まる
古い時代 モリガン・カサ・マハら三柱に関わる出来事が起きる
古い時代 カイル・タルス地下の古い闇・ボダックに関わる出来事が起きる
その後 霧の王がワイルドウッドで活動する
PoE2 Act1 フレイソーンで主人公が霧の王と戦う
エンドゲーム 魂を囚われたイーファを助けることになる
エンドゲーム リチュアルを巡り、霧の王を追う
エンドゲーム 霧の王と対峙する
エンドゲーム さらに古い地下の脅威が存在することを知る
エンドゲーム 名もなき者の儀式を進める
最深部 ボダックと対峙する

「霧の王を倒したら終わり」ではなく、その奥にさらに古い物語があることが分かりますね。


リチュアルに登場する人物・用語の関係を簡単に整理

PoE2リチュアルのイーファ、霧の王、カイル・タルス、ワイルドウッド、ボダックなどの関係図

名前が多くて分からなくなってしまった方は、ここだけ覚えておけば大丈夫です。

名前 どんな存在?
イーファ 霧の王に肉体を奪われ、魂がワイルドウッドに囚われている女性
霧の王 ワイルドウッドとリチュアルに深く関わる王
カイル・タルス リチュアルのエンドゲームストーリーで重要になる場所
ワイルドウッド 霧の王やアズメリの古い歴史に関係する異質な森
モリガン・カサ・マハ ワイルドウッドや古い闇の物語に関わる三柱
名もなき者の儀式 霧の王の先にある、より古い脅威へ近づくためのエンドゲームイベント
ボダック 地下に潜む古い脅威。公式では「闇そのものを体現する」ピナクルボスとして紹介されている

PoE2リチュアルのストーリーまとめ

PoE2のリチュアルは、祭壇で敵を倒して報酬を受け取るだけのコンテンツではありません。

  • イーファは霧の王に肉体を奪われている
  • 魂はワイルドウッドに囚われている
  • 主人公はイーファを助けるため霧の王を追う
  • カイル・タルスは人物ではなく重要な場所
  • 霧の王を倒しても物語は終わらない
  • その先には、さらに古い脅威であるボダックが待っている

という一本の物語になっています。

「イーファを助ける物語」だと思って進めていたら、最後にはワイルドウッドとカイル・タルスに残された古代の闇へたどり着く。

これが、現在のPoE2におけるリチュアルストーリーの大きな流れです。

Act1で何気なく戦った霧の王が、エンドゲームになってもう一度重要な存在として登場するところも面白いですね。

リチュアルを見つけたときは、祭壇だけでなく、イーファの会話やカイル・タルスに残された物語にも注目してみると、PoE2の世界をさらに楽しみやすくなります。

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